算数奮闘日記

算数が苦手な小学2年生の女の子のママです。どうしたら授業の内容がわかるようになるか日々頭を悩ませています。主に算数の家庭学習の進捗具合やテストの点数、成績などで、思ったことや感じたことを書いていきたいです。

母は何故算数に奮闘するのか

いつもご覧いただいてる方、ありがとうございます。


母が何故、娘の算数の理解に執拗なまでに奮闘するのか。


その理由を書きたいと思います。


母の私が数学+学歴コンプレックスだからです。


私の小学校時代は暗黒時代でした。

ADHDの傾向があったと思います。

ADHDの子供は、親が放任だと悲惨な学生生活が待っています。

お風呂に入らない、歯を磨かない、身だしなみに気をつかわない…不潔と嫌われる。

宿題をしない、授業を聞かないから勉強が出来ない…バカにされて、やはり嫌われます。


中学生になったら、お風呂に入らないとセーラー服の裾にフケがたまるのにびっくりして(笑)毎日お風呂に入るようになりました。

身だしなみはやっと普通の女の子になったと思います。

勉強は…順位がでるようになったので、とりあえず主要五教科はテスト前に勉強するようになって、定期テストは比較的出来るようになりました。

でも先生の話を頭にいれて聞く習慣はまだ身についていなかったので、テスト勉強をしなかった副教科の科目は惨憺たるものでした。

家庭学習の習慣がなかったので、副教科の勉強まで手がまわらなったのもあります。


先生の話を聞く…とても大切なことです。

子供の授業参観に行って思うのですが、これが出来ていない子供が多いです。

私は娘に繰り返し、


「先生の話を聞きなさい。じゃないとわからなくなってしまうよ」


と口にしています。

特に低学年の先生は、ゆっくりと、丁寧に、非常にわかりやすい授業をしてくれます。


娘はよく先生の話を聞いているほうです。 

私の言い聞かせが効いてるな…と思います。

でも、時々気が散って違うことを考えていることが、表情でわかりました。


先生の話を集中して聞いていたら、本来ならば復習だけですむはずです。

宿題とテスト直しを完璧にやったら事足りると思います。


ただ娘は集中力が持続しないのと、やっぱり少し理解力が悪いので、予習が必要です。

まず復習だけでは時間が足りない。

子供には一夜漬けが出来ないからです。


娘の勉強の一夜漬けで失敗したことがあります。


2年生の時間の単元です。

確か授業数を5時間ぐらいかけて2日間で終了して、すぐにテストでした。

家庭学習の時間もほとんどとれず、テスト前に教科書のまとめの問題をやらせたら全く1問も出来ませんでした…

焦った私は、教科書の問題にしぼって、ひたすら繰り返しやらせて、2時間かけて一応出来るようにさせました。

でもただ答えを暗記しただけでした。

次の日ドリルの王様の問題をやらせたら、やはり1問も解けなかったのです。

ここで子供に一夜漬けはきかないと悟りました。

少しの量を時間をかけて反復させるのが一番効果的なのです。

一夜漬けの失敗から、毎日一つの単元に1〜2ページまでしかやらせません。

しかし、正解するまで、日をおいて何日もかけてやらせます。

こうして予習と復習の時間をかけてやっと、その単元を完璧にできるのです。



話がそれましたが、私は定期テストは出来ても、実力テストになると数学が特に出来ませんでした。

理系の頭ではないのもありますが、小学校の算数が出来ていなかったからだと思います。


算数や数学はとにかく積み重ねなのです。


今娘と一緒に勉強していると、痛いほど感じます。

たとえば1000までの数が理解していないと、水のかさや長さの単位変換でつまずくと思います。

また、1000までの数は1年生の100までの数が理解していないと出来ません。

今、娘がつまずいている三角形や四角形は、後には中学校の図形の証明へと発展していきます。

とにかくとりこぼしなくやっていかなければいけません。


だからこそ私は、授業だけで算数を理解出来ない娘のために奮闘するのです。


小学校の算数は基礎なのです。

基礎が出来ていないければ、砂上の楼閣なのです。

そして、小学校のテストが出来なくても、子供はなんとも思いません。

親が危機感をもたなければ、わからないままなんです。



またまた話がそれましたが、副教科の成績が悲惨だったので、第一希望だった偏差値50の県立高校に今一歩手が届かず、一ランク下の私立高校を受験して、そのまま付属の低偏差値の短大に行きました。


就職試験ではSPIが壊滅的に出来ませんでした。算数が出来ていないからでしょうね。

小学校の算数の出来は、大人になってもつきまとうのです。


私より遥かに高学歴の主人は冷めた目でみてきます。

「もっとのびのびやればいい」

「そんなに何もかも親がやったら指示待ち人間になる」

「勉強が出来ないのは自己責任だ。本人が危機感をもつまで待てばいい」 

勉強が出来た主人にはわからないのです。

おちこぼれのつらさが。


学校にいる時間の大半を勉強しているのです。

その勉強が出来なかったら、学校がつまらなくなります。 


今は算数の教科書の問題を各自解かせて、出来た順に終わります。

娘の予定帳がお友達の手で書かれていたときがありました。

予習していなかったとき、娘はわからなくて最後まで残って解いていたようです。

私にもそういうときがありました。

すごくつらくて、惨めです。

そんな思いをもうさせたくはありません。


私が書類選考に落ちまくったので地元の就職では有利になる地元の国立大に行ってもらいたいという希望もありますが、娘の学校生活を円滑にさせたいという願いもあるのです。


大人になってADHDの傾向が矯正された私は、自分の苦い経験から、娘の身だしなみや忘れ物に余念がありません。

主人にはそれも自分を投影しすぎてると嫌味をいわれてしまいます。

実際そうかもしれません。


周りからは、私は過干渉にうつっているでしょう。

まだ反抗期前だから素直に聞いて勉強しているのかもしれません。

でも、このまま続けたら予習復習の習慣がつくかもしれません。

その可能性にかけたいです。


地方なので、中学受験もなく、私のまわりはのびのび育てている家庭が多く、あまり家庭学習を事細かに説明するとドン引きされるので(笑)こうしてブログで毎日娘の勉強記録を残して、読んでくださる方がいることは非常に嬉しいです。

これからも母は、過保護だろうがなんだろうが娘が算数につまずいたら、どうにかわからせるべく奮闘してまいります。


こらからもお願いします。


稚拙な文ながら、最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。